私の海外初めての一人旅はパリ。海外移住のきっかけになった旅

私は日本でインテリアデザイナーとして働いていました。インテリアデザイナーになるのは昔からの夢で、私はこの仕事で生きていくんだってずっと決めていました。インテリアデザイナーとしての仕事は厳しかったけど楽しかったです。

でもいろいろと疑問に感じることがありました。名刺交換の作法や、電話対応の作法など。普通はちゃんとできるんだろうけど、私はいつも何か違和感を感じていて、ちょっと社会人は向いてないかな。とか、ずっとここにとどまって働くのかな、などと考えていました。

その頃は景気もあまり良くなく、やることも特に無いのに会社に残らせられるなど、疑問に思うことも多くなりました。そんなこんなでも続けていましたが、会社の景気がますます悪くなり、人員削減のため辞めることになりました。

そのあと他の会社に転職すればよかったかもしれませんが、そんな気になれず、バイトをしながらお金を貯めて、なんだか何がやりたいのかよくわからなくなったのでちょっと一人旅をしてみようと思い立ち、パリとニースに一人旅に行くことにしました。今までヨーロッパには行ったことが無く、私にとって未知の場所でした。

初めての一人旅でホテルの予約の仕方とかもよくわからなかったので、旅行会社のツアーで行きました。飛行機とホテルへの案内だけのツアーです。ツアーの客は私一人でした。

まず初めはニース。パリからの乗り換えでしたが、シャルルドゴールで乗り継ぎに大変な思いをしました。ニースに着いたら独特の匂いがしました。着いたのは夜でした。ホテルは狭く暗い。

少し心細さと緊張でちょっと落ち着かなかったですが、近くでハンバーガーをテイクアウトしてホテルの部屋で食べていたらなんだか楽しくなってきました。ニースの街のレストランはいっぱいで、大きな鍋に入ったムール貝を食べる人たちが印象的でした。

次の日観光を始め、海岸沿いを歩き、浜辺に寝っ転がるヨーロッパ人たちを見て「あーヨーロッパだ!」と思ったのを覚えています。6月で、もう少し肌寒いのを想像していましたが、想像より暖かかったです。旧市街を散策し、なんだかピザみたいなものや、アイスなどを食べて歩き回ってとても楽しかったです。

ニースを選んだ理由はシャガールの美術館があったからです。ずっと行ってみたいと思っていたところでした。ステンドグラスの作品の美しい美術館です。シャガールの世界を存分に楽しめて良かったです。ニース市街では日本人をほとんど見ませんでしたが、この美術館には日本人がたくさんいました。

次はパリ。パリは何もかも大きく、壮大で、さすが華の都パリだと思いました。パリを選んだ理由は、ヨーロッパで最初に行くとこはパリだろう!と思ったからです。フランスパンをかじりながら歩くパリジャン達を見て、カルチャーショックを受けたものです。

ノートルダムやオペラガルニエなどの美しい建物に圧倒され、セーヌ川ナイトクルーズで川岸のたくさんのストーリーを楽しみ、パンをたくさん食べて。シャンゼリゼに行った時には、あれ?銀座に来たかな?と思いましたが、でも、やっぱりそこには凱旋門。素晴らしいです。ヴェルサイユ宮殿、特に庭園にも圧倒されました。

昼はカフェなどに入りましたが、一人旅だったので夜はレストランなどには行きませんでした。チーズやハムを買ってホテルで食べていました。結構楽しかったです。ホテルの部屋は暗かったので小さな安い電気を買いました。朝食付きのプランだったので、ホテルの朝食はたくさん食べました。どこかのおじさんに、「ビックブレックファスト!」って言われました。

パンを食べながらセーヌ川沿いを歩きつつ、ヨーロッパって、大丈夫だなと思いました。普通に同じ人間が住んでいる。私の中でもう未知の地ではなくなりました。この時ヨーロッパの国に住めるのかな、という考えが浮かびました。なんだか世界が広がったような気がしました。

このように、パリ旅行は私にとって人生の転機でした。以前は、海外に住むなんてまったく考えられないことでした。友達がワーホリに行ったりしても、よくやるなあ。と思っていました。でも新しい土地に行ってみて、私も日本以外に住んでみたいと思ったのです。

そして1年後、ロンドンに語学留学に飛び立ちました。(^-^)

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