グリューワインに食べ物、買い物。ドイツのクリスマスマーケット楽しみ方ガイド

photo by jensrene

クリスマスのシーズンがやってきていますね。ドイツでは11月からすでに、スーパーやデパートでクリスマスのグッズが売られ始めます。街中にクリスマスのイルミネーションが飾られ、寒いながらもうきうきした気持ちになりますね。

そしてドイツの一大イベント、クリスマスマーケットも各地で始まります。ドイツのクリスマスマーケットは有名で、みんなに愛されていますね。このクリスマスマーケットで何ができるのか?をこちらで紹介したいと思います。

スポンサーリンク

クリスマスマーケットとは?

photo by anemoi_shop

クリスマスの期間にドイツの大きな都市から小さな町まで、各地で行われるマーケットです。今ではヨーロッパ各地にあるクリスマスマーケットですが、起源はドイツであると言われ、その歴史は14世紀に遡ります。それからドイツ語圏の地域、オーストリアやスイスを中心に広まりました。

クリスマスマーケットが開催される期間は基本的にアドベントの期間(クリスマス前の4つの日曜日)に沿って行われます。だいたい11月の最終週から始まり、クリスマスイブで終了してしまうクリスマスマーケットが多いですが、12月31日まで開催するところもあります。

観光客から地元の人までたくさんの人が集まって、飲んだり食べたりショッピングしたり、特別なクリスマスの雰囲気を味わいます。基本的に野外で寒いですので、暖かく着込んで行きましょう。

クリスマスマーケットの飲み物

クリスマスマーケットには、寒い季節にぴったりの温かい飲み物が売られています。飲み物は、それぞれのクリスマスマーケット独自のカップやコップに入って出てきて、料金が3ユーロぐらい上乗せされています。(Pfandと言います)

カップを戻すとお金が戻ってきます。カップが気に入ったら、戻さずに記念に持って帰ったり、いろんなカップをコレクトしてみるのもいいですね。

グリューワイン (Glühwein)

photo by gizemsirmali

クリスマスマーケットの飲み物といえばまずはグリューワインですね。赤ワインにハーブ、スパイス、砂糖を入れて甘くして温めた飲み物です。グリューワインは赤ワインで作られるのが一般的ですが、白ワインやフルーツワインで作られているものもありこれも人気です。

フランクフルトではアップルワイン(Apfelwein)が人気だったり、地域によって違ったレシピのグリューワインが楽しめるのも魅力的ですね。グリューワインで物足りない場合は、グリューワインに様々なアルコールのショットをミックスした飲み物Glühwein mit Schussもあります。

アイアーリカー・プンシュ (Eierlikör-punsch)

アイアーリカー(アドヴォカート)は卵黄、スピリッツ、ブランデー、砂糖、バニラなどから作られたお酒です。それに白ワインやラム酒、アマレット、ミルクなどをミックスして上にホイップクリームをトッピングした温かいカクテルです。

フォイアーツァンゲンボール (Feuerzangenbowle)

photo by c_h_lene

フォイアーツァンゲンボールはドイツの伝統的なアルコール飲料です。大きめのボールや鍋に熱されたグリューワインが入れられ、その上でラムが浸された砂糖の塊が火にあぶられて、下のグリューワインにゆっくりしたたり落ちます。

作られ方を見るのも楽しい飲み物。一つ一つのマグカップでできる、小さなフォイアーツァンゲンを提供しているところもあります。

グリュービア (Glühbier)

photo by biimka91

クリスマスシーズンだけは、人気のビールもグリューワインの陰に隠れてしまいますが(寒い外でビールを飲むと体が冷え切ってしまいそうですもんね)、 グリュービアがあります。

グリューワインほどメジャーではありませんが、製法は同じような感じでビールにシナモンやナツメグ、砂糖などが入れられ、温められて提供されます。強めのダークエールやスタウトビールなどの少しテイストのあるビールがグリュービアで使われるビールとして好まれています。ワインよりビール派な人におすすめです。

ラム入りココア

photo by eunho820

体を温める効果のあるココアに香りの良いラム酒を加えた大人なココアです。これを飲めば寒い外でもリラックスして体がポカポカに。グリューワインよりもっと甘いものがいい!っていう方におすすめです。

ノンアルコール飲料

もちろんノンアルコールの飲み物もあります。コーヒー、紅茶、ココアなど、体を暖められる飲み物など。グリューワインの子供用として、ノンアルコールのキンダープンシュ(Kinderpunsch)があります。見た目はグリューワインに似ていますが、グレープジュースやオレンジジュース、紅茶などをミックスさせて温めた飲み物です。

マグカップ・コップ

photo by chen_mengqi

飲み物はこのようなかわいいマグやコップに入ってきます。Pfandとして戻してもいいですが、地域によってそれぞれ違うし、かわいいので集めたくなります。

クリスマスマーケットの食べ物

続いては食べ物です。クリスマスマーケットはとにかく食べ物の露店がたくさんあります。美味しそうなものがいっぱいあっていろいろ試してみたくなるので、クリスマスマーケットに行く前には何も食べずに行くことをおすすめします。

ソーセージ (Bratwurst)

photo by berlimvip

クリスマスマーケットでも、やっぱりソーセージですね。丸い大きなグリルで焼かれるのがマーケットでよく見る光景です。グリルで焼かれたシンプルな熱々ソーセージはおいしいです。

パンに挟んでケチャップやマスタードをかけて食べるのが一般的なストリートフードとしての食べ方です。地域によって大きさが違ったり、ハーブが入っていたりしてそれぞれ違った特色があります。中にチーズが入ったソーセージKäsewurstもクリスマスマーケットで人気の一品。

ムッツブラーテン (Mutzbraten)

photo by seppi002

こちらの豪快に火で炙られた肉料理は、ドイツの中部、チューリンゲン発祥の豚肉料理ムッツブラーテンです。こぶし大の大きな豚肩肉が塩コショウやハーブで味付けされ、串に刺されて専用の炙りき器で炙られます。

ムッツとはチューリンゲンのどこかの地方の言葉で「しっぽのない動物」だそうです。その動物が豚に似ているからか?この豚肉料理はムッツブラーテンと言われるようになったようです。スライスされたものをパンに挟んだりして食べます。

カトフェルプッファー (Kartoffelpuffer)

photo by funkelfaden

こちらもクリスマスマーケットで人気の食べ物、カトフェルプッファー。わかりやすく言えばポテトパンケーキです。千切りやマッシュされたポテトを卵や小麦粉と玉ねぎなどと一緒に混ぜて、油で揚げ焼きされます。

そのままシンプルに食べたりしょっぱめの味付けで食べられることもありますが、クリスマスマーケットでは、アップルソースなど甘いものを添えられて提供されることが多いです。

kartoffelspirale

photo by xnightsnowx

こちらはちょっとモダンスタイル?なじゃがいも料理です。専用の機械でトルネード状にスライスされ、薄くパリパリに揚げられたじゃがいものスパイラルです。見た目も楽しく、片手で食べられるのがクリスマスマーケットにはいいですね。

ワッフル

photo by juuu1102

ワッフルはクリスマスマーケットに欠かせない甘いものの一つですね。ワッフルは年間を通してドイツ人に愛されている食べ物です。カフェなどで見かける、ドイツでポピュラーなワッフルはハート型ですが、ストリートフードとして食べられるワッフルは四角型です。ホイップや果物のソースなどをトッピングして甘々贅沢なスイーツ。

クレッペルヒェン (Kräppelchen)

photo by zvzk4_

クレッペルヘェンとは小さな揚げドーナッツのことです。こちらはクリスマスマーケットやその他冬のマーケットでよく見られる伝統的なお菓子です。形は丸いドーナツ型だったり、四角い形だったり。粉砂糖をふりかけて、熱々で食べたい冬にぴったりのお菓子です。

カンディアーテアプフェル (kandierte äpfel)

カンディアーテアプフェル(りんご飴)です。りんご飴は世界共通のお祭りの食べ物なのでしょうね。飴だけじゃなく、チョコレートやキャラメルでコーティングされて、ナッツやクッキーのトッピングがされているのもあったり、見た目にもかわいいですね。

レープクーヘン (Lebukuchen)

photo by sahuckaby

レープクーヘンは、はちみつや香辛料、フルーツ、ナッツなどを使って作られた、ドイツでよくクリスマスシーズンに食べられるお菓子です。小さな星などが型どられたものや、チョコレートがコーティングされたものなどいろんな種類があり、レープクーヘンで作られるお菓子の家もあります。

クリスマスマーケットでは、ハートの首からかけられるタイプのメッセージ入りのレープクーヘンがたくさん見られます。

クリスマスマーケットでお買い物

クリスマスマーケットでは、ユニークなクリスマスグッズや小物が売られています。地域によって特色があったり、一つのクリスマスマーケットでもそれぞれの露店で違いがあって、バリエーションに富んだ商品が並びます。お土産や自分用、プレゼントに最適なものが見つけられるはず。

クリスマスツリーなどのデコレーション

photo by hungry_2fly

photo by therealmsmk

クリスマスツリーなどの飾りはいろんな種類があって、それぞれの露店を見て歩くのが楽しいですね。木で作られたサンタや、雪だるまなどのかわいい飾りや、ガラス製の小玉、紙で作られた綺麗な星型の飾りなど。いろいろ見て回って、お気に入りを見つけましょう。

くるみ割り人形

photo by _kowalski___

くりみ割り人形はチャイコフスキーの音楽のバレエが有名ですね。くるみ割り人形はすでに15世紀から存在し、ドイツでは幸運のシンボルとされています。ドイツのチューリンゲンで作られるものが有名で、兵士や騎士、王様の姿を型どった木製のフィギュアです。

大きな口にくるみを入れて、背中のレバーを押し下げることによってくるみを割るという仕組みになっています。ドイツでのクリスマスの贈り物としては最も人気なものですね。

ロイヒャーマン (Räuchermann)

photo by onianton

ロイヒャーマン(煙だし人形)はくるみ割り人形と並んでクリスマスに人気の人形です。口をぽかっと開けていてかわいらしいですね。形も村人や木こりなど庶民的なものが多く、素朴な感じです。人形の中が空洞になっていて、中にコーン型の焚かれたお香が置かれて、人形の口から煙が出るという仕組みです。

クリスマスハウスのミニチュア

photo by ragin_io

もう一つクリスマスマーケットでよく見られるのが、クリスマスハウスのミニチュアです。セラミックや木でできた典型的な中世のドイツの家や建物が並んでいます。中世の建物のデザインはかわいいですよね。集めれば自分だけのオリジナルクリスマスヴィレッジが作ることができます。

ツヴェッチュゲンメンラ (Zwetschgenmännla)

photo by oliver1234.9969

こちらの不思議な人形。主に南ドイツのクリスマスマーケットで見られます。頭はウォールナッツ、胴体はフィグ、腕や足はプルーンでできている、食べられる!?人形です。18世紀から存在していて、昔は男性が思いを寄せる女性に送っていたのだとか。ドイツでは幸運を運ぶものと言われています。

クリスマスマーケットのその他の楽しみ方

デコレーションを楽しむ


photo by ann.chrxstin


photo by saambuca

クリスマスマーケットにはクリスマスツリーやクリスマスピラミッド、綺麗なイルミネーションなど様々なデコレーションがされていて、クリスマスの雰囲気を盛り上げます。

中でも目を引くのはクリスマスピラミッド。木製の段々になった塔に、キリスト降誕のシーンなどテーマに沿った人形が飾られ、上の風車が回ることによって中の人形たちもくるくると回転する仕組みになっています。

クリスマスピラミッドの起源は中世に遡り、元々はドイツの家庭で室内に飾られ、暗い冬の時期にパッと明かりを灯す役割のものだったようです。今でも小さめのクリスマスピラミッドがそれぞれの家庭で飾られます。

見た目はそんなにピラミッドじゃないかと思いますが、クリスマスピラミッドという名前はナポレオンのエジプト遠征の時のことに由来するようです。

ステージでのコンサートを楽しむ

photo by andreycgn

クリスマスマーケットを盛り上げるのに音楽のコンサートは最高ですね。バンドグループやコーラスのグループが、教会やアウトドアステージで音楽を奏でます。ベルの響きやトランペットの音色などで、クリスマスのクラシカルな音楽やゴスペル音楽を楽しみましょう。

アイススケートをする

photo by phawica

スポーツタイプの方のためには、アイススケートがあるクリスマスマーケットもあります。スケートで体を動かして、楽しい上に体も温まりますね。お腹が空いたらクリスマスマーケットのたくさんの食べ物も待っています。

乗り物に乗る

大きなクリスマスマーケットなら、メリーゴーランドや観覧車などの乗り物もあります。お子様連れには嬉しいですね。子供だけでなく、大人も楽しんでいます。クリスマスマーケットは大人も童心に戻って楽しめる場所なのです。

おわりに

いかがでしたか?クリスマスマーケットの楽しい雰囲気が伝わったらいいなと思います。ドイツのクリスマスマーケットで楽しい時間を過ごしましょう。

こちらもどうぞ

ドイツのおすすめクリスマスマーケット

ベルリンのおすすめクリスマスマーケット

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする